「旅してまなぶ」があたりまえな世の中を目指して
『旅と学びの協議会』のはじまり
旅の門戸が閉ざされていた、2020年6月。
旅が縁遠くなってしまっていた時期だからこそ、「旅そのもの」や、「取り巻く環境変化」についての思考を深め、対話を繰り返していた当時。
「旅のあり方が変わるかもしれない」
「私たち人間にとって、旅ってどんな意味を持つのだろうか?」
「このままの教育で、変わりゆく未来を生き抜けるのだろうか?」
そんな問いかけからスタートした小さなはじまりは、やがて全国の共鳴する人々に届き、ANAホールディングスが事務局となり、『旅と学びの協議会』は新たなムーブメントとして動き出しました。
VUCA時代、まなびのカタチも変わるのでは
正解のない時代、AIと共存する社会、そして国境や文化の垣根がますます薄れる世界。そんなVUCAの時代を生きる私たちに求められるのは、知識だけではなく「問いを立てる力」や「変化を楽しむ姿勢」。
その力は、教室や会議室の中だけで育まれるものではありません。
むしろ、旅こそが最高のまなび場になるのではないか。
見知らぬ土地に触れ、人と出会い、じぶんの当たり前が揺らぐ瞬間。
そんな体験こそが、21世紀型スキルの土壌になると、私たちは考えています。
第6期も、全国から志ある仲間たちが集結
2025年に第6期を迎えた本協議会。
教育機関、自治体、企業……立場も視点も違う42の団体と8名の個人研究員が、「旅×まなび」の可能性に共鳴し、共に今期の活動をスタートしました。
この協議会では、
- 地域と連携した、実践的な「まなびの旅」プログラムの開発
- 「まなびの旅」を研究・分析し、旅の効用を化学的に検証
- 多様な媒体での発信を通じた、本協議会の認知度の拡大
など、既存の枠にとらわれない取り組みを進めていきます。
目指すのは「旅してまなぶ」があたりまえな世の中
わたしたちのビジョンは
これまでのまなびのカタチにとらわれず、「旅してまなぶ」があたりまえな世の中へ
それは、「旅」と「まなび」が特別なイベントではなく、日常の中に自然に溶け込んでいる未来。
子どもから大人まで。あらゆる世代の人々が、教室の外へとまなびをひらく。地域が教室になり、人との出会いが教材になる。そんな未来を、協議会員の皆さまと一緒に描いていきたいと考えています。
まだ見ぬ景色を、まだ知らぬまなびを。
私たち協議会が歩んでいく旅路はきっと、かなり本気で、とっても面白いです。
「なんか面白いことやってるな」
「これからの発信が楽しみだな」
「自分たちも参加できるかも」
そんなふうに感じたら、ぜひこれからの活動にご注目ください!
「まなびの旅」にまつわる新たな発見、「まなびの旅」レポート、有識者の対談…などなど、様々なコンテンツを発信予定です。是非お楽しみに♪
