旅と学びの協議会とは?

「旅と学びの協議会」は、ANAホールディングス株式会社(以下ANAHD)が立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明氏、東京学芸大学大学院准教授、スタディサプリ教育AI研究所所長 小宮山利恵子氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司氏、駒沢女子大学観光文化学類教授 鮫島卓氏をコアメンバーとした有識者とともに、教育工学・幸福学・観光学の視点から旅の効用を科学的に検証し、旅を次世代教育の一環としての活用を提言することを目的に2020年6月に設立しました。

 事務局であるANAHDと会員約58団体(2022年度8月時点)で、2020年10月より「旅の教育プログラム開発」や「旅に関するデータの科学的検証」、「協議会の活動の発信」などを実施しています。

これまで、旅と学びと幸せの融合は直観的に有効であると考えられてきており、修学旅行や社会科見学が行われてきたものの、科学的にどのように旅を通じて人間としての成長や成熟が得られるかについては検証されてきませんでした。
そこで、本会では、各分野の専門家で科学的根拠に基づいた、(日本初で)ニューノーマルの世界における旅と学びと幸せのあり方を証明することを試みます。また、ニューノーマルの世界を生き抜く力(①課題解決力、②創造的思考力、③多様な価値観を受容する力、④レジリエンス、⑤主体性・行動力など)を身につけた人材の育成が可能な社会の醸成に寄与することを目指します。